2050年問題

2050年問題

世界中で多くの人に親しまれているコーヒーですが、現在、大きな問題に直面しています。

地球温暖化。

地球温暖化は、単に気温の上昇だけでなく、さまざまな変化を引き起こします。

コーヒーは環境の変化にとりわけ繊細な農作物のため、平均気温がわずかに変化するだけでも、アラビカ種のクオリティは大きなダメージを受けることになります。

また、気温や湿度の上昇により、害虫の増加やさび病等の病害が発生しやすくなり、収穫量の減少や品質の低下を招く恐れがあり、栽培を続けるためには、農地を移設したり、別の品種に切り替える必要も出てくるかもしれない。

そういった被害が拡大すれば、生産者に大きな経済的ダメージを与え、廃業を余儀なくされる生産者も出てくるかもしれません。

さらに、地球温暖化による気候変動が進めば、コーヒー栽培に適した土地が大幅に減ることも懸念されています。

例えば、世界一のコーヒー豆生産国ブラジルでは、コーヒー豆の栽培適地が2050年までに60%も減少することが予想されています。

これらが「コーヒーの2050年問題」です。

地球温暖化が引き起こす問題は、原因が複雑で、短期的に解決することはできません。

一部では、独自に気候変動に対応できる品種を開発・改良するなどの研究も既に始まっています。

しかし、この問題は一部の研究者だけでなく、私たち一人ひとりが向き合う必要がある問題です。