ティピカは、アラビカ種の中で最も原種に近い品種とされています。
名前の由来は、英語の「typical(典型的な)」から名付けられたと言われています。
15世紀から16世紀にかけてエチオピアから中東イエメンに伝わったコーヒーがティピカであると考えられています。
このティピカの突然変異や交配からブルーマウンテンやマラゴジッペなど多くの種が生まれました。
現在、流通している品種は、ティピカがルーツであることが多いです。
また、100%ティピカであるコーヒー豆は非常に少なくなっており、入手しにくくなっています。
ティピカの問題点として、サビ病への耐性が弱く、生産量が安定しないことが挙げられます。
・味わいの特徴
綺麗な酸、繊細な香りがあり、マイルドな味わいが特徴です。
・主な生産国
多くの国で生産されています。