最近、コーヒーについて「フォースフェーブ」という言葉を聞く機会が増えてきました。
そんなコーヒーのフォースウェーブについて、私たちなりの考えをまとめてみようと思います。
まず、さらっとファーストウェーブからサードウェーブまでの流れをキーワードでおさらいしておきます。
ファーストウェーブ
・大量生産/大量消費
・コーヒーの大衆化
・インスタントコーヒーの普及
・ブレンド
セカンドウェーブ
・「量より質」への転換
・コーヒーチェーンの登場
・深煎り
サードウェーブ
・シングルオリジン
・ダイレクトトレード
・浅煎り
結論から言うと、フォースウェーブは「サードウェーブで推奨された高品質なコーヒーを家庭で楽しむという流れ」ではないのかなと思います。
最近では、自宅でより本格的なコーヒーを飲もうと、豆やコーヒーグッズにこだわる人が増え、Instagramでは「おうちカフェ」といったハッシュタグもよく目にするようになりました。
新型コロナウイルスの流行によって、こだわりのコーヒーを家庭で楽しむ「フォースウェーブ」の流れがいま加速的に進んでいるのではないでしょうか。
カフェでバリスタに淹れてもらうコーヒーを家庭で100%再現することは難しいかもしれません。
しかし、テクノロジーの進化により家庭で各個人が淹れるコーヒーのレベルも格段に上がっていくと思います。
それぞれのウェーブは、きっと時代に合った美味しいコーヒーを追い求めた結果であって、そのウェーブが終わりを迎えて振り返った時に、やっとどのような"ウェーブ"だったのかわかるものだと思います。
私たちのミッションは、"スペシャルティコーヒーをもっと身近に"することです。
私たちは日々変化していくコーヒーライフに寄り添い、皆さんのコーヒーを楽しむ時間をより豊かなものにできるように尽力していきたいと思います。