近年、サードウェーブと呼ばれるブルーボトルコーヒーが日本に進出しました。
それでは、第1、第2はどんな波だったのか?
今回のトリビアでは、第1の波(ファーストウェーブ)について解説していきます。
ファーストウェーブは、19世紀後半から、1960年代まで続く、大手メーカーによる大量生産の時代を指し、大量のコーヒーを安く提供するために味は均質化され、品質はあまり重視されていませんでした。
国際コーヒー協定が結ばれて生産地からアメリカを中心とする消費国へと安定供給されるようになり、コーヒーは一大産業へと成長していきます。
また、街には喫茶店が増え、インスタントコーヒーがブレイクし、コーヒーが一般家庭に普及した時期だと言えます。
この時期のコーヒーは、複数の豆を混ぜたブレンドの浅煎りコーヒーが主流でした。