コーヒーの木は18世紀、イエズス会の修道士の手によって、グアテマラにコーヒーノキが持ち込まれたと言われています。
グアテマラの地形は複雑で、山岳地帯、火山製の土壌、平野等の局所的な気候が個性豊かなコーヒーを生み出しています。
近年では、北西部のメキシコ国境付近のウエウエテナンゴ地域がCOEで毎年入賞ロットを輩出し、世界的に注目されている地域です。
13万人程の生産者が栽培を行っており、コーヒーはこの国の輸出農産物の中で大きな割合を占めています。
コーヒー産業の中心となっているのは、1969年に発足した「グアテマラコーヒー協会(通称:アナカフェ)」で、数多くある生産農家の位置を正確に把握し、土壌の分析や降雨パターンなど、様々な研究結果を農園にフィードバックするなど、農園支援を積極的に行い、コーヒー産業の活性化に寄与しています。
また、独自のウォッシングステーションを設ける生産者が増えており、精製工程がしっかりと管理され、小ロットでトレーサビリティを確保しながら生産が行われています。
・世界の生産量ランキング
10位
・主な品種
カティモール
ブルボン
カトゥーラ
ティピカ
カトゥアイ
マラゴジッペ
パチェ
・収穫時期
12月〜3月
・精製方法
ウォッシュド