カリブ海に浮かぶ国、ハイチ。
1725年、ハイチがフランスの植民地時代にフランス人によりコーヒーノキが持ち込まれたのが始まりと言われています。
実は、1700年代、ハイチは世界最大のコーヒー豆の生産国で、世界に流通していたコーヒーの50〜60%を生産していました。
しかし、政治的な混乱のため、コーヒー農家はボイコット運動により生産をやめ、コーヒー産業は急激に衰えてしまいました。
1850年頃には、再びコーヒー栽培は盛んになり、一時期は世界でトップ3に返り咲きました。
最近では、自然災害の影響もあり、コーヒー豆の生産量は急激に落ち込んでしまっています。
このようにハイチはコーヒー豆の生産量は大きく変動する傾向にあり、今はあまり生産量が多くありませんが、再びコーヒー生産大国になる可能性を秘めています。
・世界の生産量ランキング
23位
・主な品種
ティピカ
ブルボン
カトゥーラ
・収穫時期
8月〜3月
・精製方法
ウォッシュド
ナチュラル