エルサルバドルは、四国より少し大きいくらいの国土面積ながら、熱帯気候で火山地帯というコーヒー栽培には最適な条件下でコーヒー生産地としては昔から注目されています。
エルサルバドルにコーヒーの木が初めて植えられたのは19世紀だと言われています。
以前は国内消費用だけに生産されていたが、1880年頃から国外への輸出が政府によって奨励されるようになりました。
現在、中規模の農園を持つ2万人ほどの生産者がコーヒー豆の栽培を行っています。
コーヒーの木は、適度な日陰を作ってくれるシェードツリーとともに栽培されています。
コーヒー栽培におけるインフラやトレーサビリティは中米のコーヒー生産国のなかでもトップクラスに整っています。
また、エルサルバドル発祥のパカス種とマラゴジッペ種の交配種であるパカマラ種は、大粒でボディがあり、柑橘系の果実感が特徴的で、品評会でも数多くの賞を受賞しています。
・世界の生産量ランキング
18位
・主な品種
ブルボン
パカマラ
パカス
・収穫時期
11月〜3月
・精製方法
ウォッシュド
ナチュラル