コーヒーの精製方法の1つであるスマトラ式は、マンデリンで有名なインドネシアのスマトラ島で生まれた伝統的な精製方法です。
他の精製方法と異なるのは、完全に乾燥させる前に脱殻してしまう点です。
スマトラ島は収穫期に雨が多く、乾燥工程が2度に分けることで、それぞれの乾燥工程の時間を短くしています。
味わいは穏やかな酸味、独特の香りと余韻、そして濃厚なコクが特徴的です。
①収穫
②パルピング
パルパーを使って、コーヒーチェリーの外皮や果肉を取り除きます。
③予備乾燥
粘液質が付いたままの状態で、1日ほど乾燥させます。
この段階ではまだ水分が30〜35%ほど残っています。
④脱殻
⑤本乾燥
水分値が11〜12%になるまで乾燥させます。
⑥完成