コーヒーの油分の正体

コーヒーの油分の正体

カップの中のコーヒーに油分が浮かんでいるのを見たことがあるのではないでしょうか?

それは「コーヒーオイル」と呼ばれる、コーヒーの油脂分です。

コーヒーはもともと油脂分を含んでおり、焙煎後のコーヒー豆の約15%は油脂分だと言われています。

コーヒーオイルが滲み出すメカニズムには、焙煎が大きく関わっています。

コーヒー豆を焙煎することで、生豆に含まれている水分が蒸発し、水蒸気の圧力が豆の組織を破壊しながら体積が約1.4~1.7倍ほどに膨らみます。

その結果、コーヒー豆の表面に細かな亀裂が生じて豆内部の油脂分が滲み出します。

これが、コーヒーに浮かぶ油分の正体です。

また、このコーヒーオイルは、風味を左右する要素のひとつで、味わいや香りに大きな影響を与えます。