本のお米に多くの品種があるようにコーヒーにも多くの品種があります。
大きくはアラビカ種、カネフォラ種、リベリカ種があり、「三大原種」と呼ばれています。
アラビカ種は、良質な酸味や特徴的なフレーバーがあり、一般的に飲まれているコーヒーはアラビカ種であることが多く、スペシャルティコーヒーは全てアラビカ種です。
カネフォラ種は、酸味がほとんどなく、苦味が強いのが特徴です。そのため、缶コーヒーやインスタントコーヒー、エスプレッソのブレンド用として使われることが多いです。生産されるほとんどがロブスタのため、「カネフォラ種=ロブスタ」とみなされています。
リベリカ種は、西アフリカの一部で栽培されていますが、生産量が少ない上に、多くは国内で消費されるため、ほとんど市場に流通していません。
このように、コーヒーの味わいは品種によっても大きく左右されるのです。
お気に入りの品種を見つけておくのもいいかもしれません!